ふとした出来心から、今年は渓流に行ってみようと思い立ってしまいました。
そしてミノープラグも自作してしまいました!
いきなり自作ルアーで渓流
「渓流行ってみよう」と思い立ったのが1月。
3月の解禁まで時間があるし、それ用のミノー作ってみようなんて思っちゃったわけです。
渓流ミノーイングで使うミノーは強い流れの中で使うのでシンキング〜ヘビーシンキングが一般的なようです。
シーバスとか川スモとかやってるとなんとなく想像できますね。
スミスのD-コンタクト、デュオのスピアヘッドリュウキ、ジャッカルのトリコロールミノーなど定番っぽいモデルをいくつか買い揃えました。
作っていく
設計・切り出し
なんとなくスピアヘッドリュウキをベンチマークに、45mm-50mmのフラットなシンキングミノーという感じで適当に設計しました。
3mmのバルサシートから切り出し。
ルアーが小さいからたくさん作れますw
薄いからカッターでスイスイ。
中身を作る
2枚を貼り合わせて、リギング。
このオモリは中学生のときに買ったもの!だいぶ前に実家から持ってきたやつです。
0.7〜0.8gの鉛のウェイト2個では少し足りなそうなのでステンレスウェイトも追加。ボディが薄いので鉛のウェイトはペンチでちょい潰し。
瞬間接着剤で貼り合わせ。
この後写真を撮ってないんですが、サンディング – 下地コーティングです。
下地作り
いつもUVレジンでやってましたがオーソドックスにセルロースセメントでやってみました。引っ越してちょっとやりやすくなったので。
時間はかかるけどセルロはやっぱり仕上がりが良いですね!
調べたら藤倉のセルロースセメントがコスパ含め一番良さそうなのでそれにしました。
中坊の頃ナガ●マのやつを使ってて微妙だったんですよね。
アルミ貼りもやってみます。
棒ヤスリでウロコ目をつけました。
貼ったアルミをならすのはギターのスライドバーが最高です。
どなたでしたっけ、かなり前にTwitterで見てなるほどと思いました。
目玉作り
目玉も作ります。
今回はシールちよがみの金色を。
UVレジンで。
こんな感じでサクッと完成。黒目はアクリジョンの黒を綿棒でチョンです。
水性ホビーカラーで塗装
塗装の工程の写真無しです。ブロガー意識が低いので忘れちゃいますね。
フラットサイドクランクで味をしめた3トーンサンバースト2種と、アルミ貼りはクリアーイエローで金色にして派手めカラーに。
水性ホビーカラーをエアブラシで吹きました。
アクリジョンの10倍扱いやすいです!ww
エアブラシは塗料とうすめ液が5:5か4:6くらいがやりやすいですかね。
最初に薄く塗って少し待ってから塗ると垂れを防げました。(結構失敗した)
エラのアルミ貼り
エラだけアルミを貼ります。
エラの模様書きは100均のネイル用ドットペンで。
目玉も入ると命が吹き込まれたような感じ。
あ、リップはいつものフェンダーのギターピックです。
エポキシ接着剤でコーティング
トップコートはエポキシに挑戦。
ロッド作り用のフィニッシングモーターに突っ張り棒とクリップを付けて乾燥機に。
フィニッシングモーターは迷いましたが、どうせずっと使うので思い切って買いました。
ボンドEセット
コニシのボンドEセットを使いました。
A剤とB剤をしっかり計って同量でやっていたところ、一生ペタペタ。なぜだ。
調べていると「花見川バス釣りブログ」さんの記事を見つけたので、こちらで紹介されている分量にしたら成功しました!感謝しかありません。
ちなみに自分はエンボスヒーターで温めながら塗っています。温めないと粘度や気泡がキビシイですね。
エポキシを塗るときの筆はひろ坊さん考案の「捨てれルンです」を作って使っています。
完成デス
できました。フックをつけて3.5〜3.8gです。
バレてると思いますがCREEPさんにかなり似ています。参考にさせていただきました。クオリティは足元にも及びませんが。
ちなみに計12個作っていて、ファーストロットはエポキシを失敗したので上からセルロースドブ漬けして強制終了。
(エポキシの上にセルロはめっちゃ黄ばみます)
ちゃんと魚が釣れました
奥多摩の自然渓流デビューで使い、魚を釣ることができました。
使ってみた感じは、太い流れの場所ではちょっと使いづらいですね。
もうちょっと重くてもいいかな。
自分のミノーの後にD-コンタクトとか使うと感激しましたよ。投げやすくて使いやすくてw
逆にヘビーシンキングだと底を叩きすぎるときはちょうど良かったです。
スレ気味っぽいところは自作他作含めた中で茶色のサンバーストカラーの反応が良かったです!
そうそう、岩にぶつけてリップが折れたりしたので強度が必要ですね。
まとめ
渓流なんて行ったことないし、使ったこともないタイプのルアーをいきなり作るってわけわからんって感じですね。
でも他のルアーもちょっと作ってればなんとなく、それなりに使えるものは作れると思ったんですよね。
それにバスと比べて、いればとりあえず反応してくれる印象があったのでいけるかなと。
結果、まあなんとかなりました。放流魚だと思いますけどね。
今後も改善を加えつつコツコツ作ってみようと思います!