先月アブガルシアの「ロキサーニ」シリーズが発売になりましたね。
黒リール厨の私が見逃すわけがありません。
ロキサーニBF8-L
ギア比8:1、ベイトフィネスモデル。
他にギア比7、 8のバーサタイルモデルがラインナップされてます。
今回BF8を選んだのは、ベイトフィネスというより、何でも潰しのきくモデルかなと思ってのことです。
いい感じのラインキャパ
というのも、スプール。
33mm径、8lb100mの糸巻き量。
これ、旧レボLTと同じですね。
自分の持っている旧レボLTのスプールがとても使い勝手がよく、ベイトフィネスだけでなく12lb〜16lbを巻いても使えて色々な使い道がありました。
アルデバランMGLやSVライトリミテッドなどベイトフィネス以上スタンダード未満な糸巻き量のスプールが注目されている風な昨今ですね。
実際、使い勝手がいいですもんね。
そしてロキサーニは安いです。
通販だと実売1万4千円弱。
開封
さて開封。
黒いぜ。男前。
自重185gはベイトフィネス機としては重いですね。
まあ軽くても良いことばかりじゃないのでちょうどいい自重だと思います。
ハンドルを回してみると…こっちも重いのかよ!
巻き心地はお世辞にも良くないです。
実釣に支障は無いと思いますが。
※しばらく回してグリスが慣れれば軽くなったっぽい
この価格でカーボンハンドルってすごいです。
ハンドル単体で1万円くらいしちゃいますもんね。
ボディーフレームはデュラメタル(アルミ)素材。
剛性もありそう。
ブレーキはマグネット。磁石10個だから旧レボLTの倍ですね。
また、サイドプレート側には遠心ブレーキ用のリングを備え同シリーズのROXANI8,ROXANI7のスプールがパーツ交換無しでそのまま装着可能。
via ROXANI BF8 (ロキサーニBF8)|AbuGarcia(アブ・ガルシア)
だそうです。ギア比違いで欲しくなってしまう。商売上手。
重さの犯人?発見
ボディ素材はともかくハンドルはカーボンだし、もっと自重軽くなりそうだけどなーと思ったらこちら。
ハンドルノブが重いです。
一個9g。
旧レボシリーズからのEVAハンドルノブはというと・・・
5g。
交換すれば8g軽量化できるわけですね。
交換しときます。
ベアリング追加カスタム
巻き心地が如何ともしがたい。
ハンドルにベアリングが入っていないからですかね。
はい、ベアリングを入れてみましょう。
旧レボシリーズと同じ規格のベアリングがピッタリ入りました。
これで総ベアリング数5→9にパワーアップ!
巻き心地も軽く気持ちよくなりました。
(卓上では)ほとんど文句の無いリールになりましたよ。
ハンドルノブのベアリング追加オススメです。
ダイワ・シマノのハンドルノブとは径が異なるので注意。
ロキサーニは「850」というサイズです。
ヘッジホッグスタジオのベアリングが高品質で安心ですが、安いやつでも脱脂・注油すれば問題ありません。
ただ、まだイケる。
ウォームシャフトにもベアリング追加
ウォームシャフトとはどこのことかというと、ここ。
レベルワインダーの棒を受けるところにプラブッシュが入っています。
これをベアリングに交換。
(ちなみにリール内部にベッタリ塗ってあったグリスを拭き取り塗り直しました)
ややこしい場所ですが交換する価値はあるはずです。
ベアリングのサイズは「740」というサイズ。
ここはシマノ・ダイワのリールのウォームシャフト&ハンドルノブ部分も同じサイズです。
繰り返しますがヘッジホッグスタジオのベアリングが高品質で安心ですが、安いやつでも脱脂・注油すれば問題ありません。
これで総ベアリング数10にパワーアップ。
ノーマルの2倍です。
完成!
完成形がこちら。
イイじゃないかっ!
巻き心地がかなり軽く滑らかになった感じがします。(気のせいだったらどうしよう)
ちなみに先日このリールで野池にてポッパーでバス入魂となりかけましたが抜き上げオートリリースとなり半入魂状態に。
これからガンガン実戦投入していきます!