![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02-1.jpg)
引き続き、「クランクベイト作らなきゃ死ぬ病」の闘病日記です。塗装の工程は綱渡りです。
ワイヤーを曲げる
前回はボディの整形まで終わりました。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait01_07.jpg)
前回の記事はこちら。
内部を作ります。
アイになるワイヤーを曲げてイイ感じの形に整形します。
全部繋げるやり方とそれぞれ分けてねじ込む作り方があると思いますが、こちらのほうがイメージ的に強度の不安が無くて気が楽かなと。。
ドライバーの軸に当ててペンチでギュッと。
フリーハンドだと結構難しいんですよこれ。
大まかな形をPCで作ってプリントアウトしてあるので、それに当てがって曲げていけば比較的ラクに出来ました。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_01.jpg)
アイが綺麗な丸にならないなあ。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_02.jpg)
真鍮とステンレスのワイヤーで作って比べてみようと思います。
どちらも太さは0.9mmでホームセンターで100円ちょいでした。
そしてちょっと思いつきで追加作業。
ハンダ付けしてしまえ
アイの根元の重ねってるところ、固定したいなあと思ったらちょうど良さそうな道具がわが家に。
ハンダで固めてしまえ!
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_03.jpg)
あ、あれ…
真鍮の方は上手くいきましたが、ステンレスにはくっ付かなくて焦がしただけに…。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_04.jpg)
そして後日これがただただ余計なことだったことが分かります。
オモリを仕込む
ワイヤーができたのでボディに溝を掘って、ウェイト(重り)を仕込みます!
直前までウェイトが何グラムかなんて特に確認せずなんとなくでした。
出来上がりの総重量を12g前後に持っていきたく。
バルサのボディのみの重さと塗料でちょっと増えると思われる重量、フックなどの重さから逆算すると7gくらいが妥当かなと!
家にあったもので、ダウンショット用シンカーの5.3gとスプリットショット1.8gの合計7.1gで行くことに決めました。
とここで誤算。
鉛のシンカーが想像以上にデカイw
できるだけ低重心にとか言ってられない面積を占めちゃってます。。。
まあ仕方ないか。削ります。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_05.jpg)
ダイソーで600円でルーターが売ってた(アマゾンで1800円のものをポチる寸前だった)ので買ってみたんですが、
全っ然削れないのでほとんどカッターで削りましたw
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_06.jpg)
ダウンショット用シンカーの糸留め部分を切って使ったらこれ、ボンバーマンの爆弾じゃんw
こいつ腹に爆弾抱えてるんだぜ。
貼り合わせて完成
内部がスッキリ収まるように削れたら、ボディにゼリー状瞬間接着剤を塗りたくって貼り付け。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_07.jpg)
紙ヤスリで境目を均して完成。
まずはワイヤーの素材違いで2つ。
重みとともに生命感が宿った感じがします!
簡易塗装ブース
ダンボールの箱で簡易塗装ブースを作りました。
針金を刺して吊るせば乾燥させておく場所にもなります。子供の頃ミニ四駆の塗装でこうやってました。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_08.jpg)
下地コート
作業中のルアーの居場所を確保したところで早速下地のコーティングをしていきます。
マニキュアのトップコートで。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_10.jpg)
キャンドゥにあったやつです。
45秒で乾くってマジすか…。
塗って乾燥させてペーパーがけ。
当然45秒では乾きません。
最初は結構ガビガビになるので乾燥後に1000番くらいの細かい紙ヤスリでキレイにするべしですね。
入念に5回繰り返して表面がまあまあツルツルで硬くなりました。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_09.jpg)
ついに塗装!
いよいよ塗装しちゃいます!
最初から小難しいカラーリングはしないほうが安全と思い、まずは真っ黒オールブラックと決めていました。
2つともこれで塗りつぶしちゃいます。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_11.jpg)
いざ。
ブシュワァアアァ!!!
え?!すんげぇ噴射圧w
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_12.jpg)
久しぶりの缶スプレーに圧倒され気味でした。
こんなに勢いよく噴射されてこんなに臭かったかと。
これは何度も吹いてたら近所から苦情がくるぞ。。
なんか汚ね
乾燥後。
うわ、デコボコ。
そしてなんかプツプツと気泡が…
これは一発で終わると思ったのに…!
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_13.jpg)
ペーパーがけして気泡のプックリを無かったことにしてもう一度トライ。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_14.jpg)
変化なしかよ!!
薄〜く塗るのを何度か重ねなきゃ綺麗に塗れないみたいですね。
チキショーと思いますがひとまず形にしたいのでこのまま次に進んでしまいます。
もう少しです。
目玉を塗る
まずはオーソドックスなペイントタイプの目玉にします。
失敗が怖いのでとりあえず白目部分はスプレーしちゃおうかと。
マスキングテープを皮ポンチでくり抜きます。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_18.jpg)
で、目の位置に貼って他の部分もマスキングしてスプレー。
ゴールドで塗りました。
ゴールドなら黒の上でも綺麗に発色します。
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_19.jpg)
ちょっと大きい気もするけど問題なし。順調だ!
黒目入れで台無し
最後に黒目を入れます!
つまようじのお尻にラッカー塗料の黒を付けて、「ポン」と置きます。
ポン
あれ、小さすぎるな…もう一回
ポン
ああなんかズレたもう一回
ポンポン
あ、あ、あ、、
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_20.jpg)
うわあああああぁぁ…
![](https://riversidedepression.com/wp-content/uploads/2019/08/crankbait02_21.jpg)
るああああああぁぁぁ…!
ここまでの工程が台無し!
ラッカーで塗ったから拭き取ったら下地まで取れちゃいました。
全体を黒く塗るところからやり直し!!
まあいきなり上手くいかないとは思って覚悟はしてましたけど…
(昔やってたはずなんだけどなあw)
というわけで次回はこの失敗をリカバーしつつ余計なことをして遠回りしていきます。
「出来そうなこと」と「やるべきこと」はイコールじゃないんです。