バス釣りブログというニッチカテゴリーの中でさらにニッチな、誰が読むねんこんな記事っていうリールのインプレッションをお送りします。
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LEW’S SPEED SPOOL LFS
ブランド名のLEW’Sのカタカナ表記は「ルー」で合ってますか?「ルーズ」?
アメリカのブランドです。
オールドファンにはお馴染みだと思われるルーのスピードスプール。
むか〜しはシマノ製だったりリョービ製だったりがあったみたいです。
で、それの現代版がこれってわけです!
正確には、Speed SpoolはアブでいうRevoのような感じで色々なモデルがあるみたいなので、この「LFS」が当時の後継機ということではありません。
それと、もちろん今はシマノ製でもリョービ製でもありません。
スペック
自分が買ったモデルのスペックはこちら。
クランクベイトをマキマキするために一番ローギアのモデルを買ってみました。
モデル | ベアリング | 自重 | ライン | ギア比 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
SS1SA | 9+1 | 7.2oz (約204g) |
12Lb 140ヤード (約128m) |
5.6:1 | $99.99 |
日本円にして1万円少々で、計10個のベアリング…
アメリカの廉価リールってやたらベアリング数多くないですか?
安いし、見た目も良さそうだし、人と被らなそうだし、、
ということで購入!
それじゃ、実物を見ていきます。
ローギアモデルだけ深溝スプール
箱を開けたら商品写真のブランキングされたスプールと違っていてドキっとしちゃいました。
ローギアモデルだけ深溝スプールらしいです。
このスプールじゃ全然スピード感ないじゃん…w
ま、全然いいですよ。スプール径は34mmです。
アルミ製ワンピースフレーム+樹脂製パーミングカップ
というわけで剛性は問題無し。
ちゃちい感じではなくてむしろガンメタカラーと相まって重厚な印象すらあります。
95mmハンドル
長めのハンドルが標準装備でパワーファイトが可能。
残念ながらハンドルノブの見た目がちょっとショボイです。
平べったい形状は持ちやすいです。
どのハンドルノブに交換しようかな〜なんてボンヤリ考え始めて早3ヶ月…
ミブロもいいな〜でもコルク素材でもよさそうだな〜。
真鍮メインギア by 浜井産業の切削機械
「浜井産業」ってご存知でしょうか?
あまり馴染みがないですけどギアの切削加工の精度が高い由緒ある日本の企業みたいです。
ちなみに13 Fishingのリールのギアもハマイ製でした!
高精度のアピールとして「日本製」を謳い文句としているのは、日本人からしたら嬉しいですよね。
巻き心地は結構スムーズです。
シマノやダイワの2万円台のものと比べたら多少のノイズはありますがオモチャっぽさはなくて、堅牢な感じがします。
普通のマグネットブレーキ
ブレーキはマグネットです。
サイドカバーの外し方が分からずしばし睨めっこしました。
ハンドル側のレベルワインドシャフトのネジ頭?を引っ張るとサイドカバーをスライドできました。
マグネット5個入り。
投げて見た感じは、超普通。
特別気持ちいわけでもなく、不快でもなく。
普通に10gくらいあるルアーなら不自由なく投げられます。
その気になればマグネット追加できますね。
アブのレボLTとかでよくやりましたよ。マグ追加チューン。
ほどよい自重
実際に測るとほぼカタログスペック通りの自重。
難の無い重さです。
なんだか自分の中でバンタムMGLを手にしてから自重をさほど気にしなくなりました。
$99.99でこの感じならアリ!
というわけでざっと見ましたが、価格を加味したらかなりいい線いってるんじゃないでしょうか?
普通に使えます。
個人的には今まで7か8のハイギアばかりで、ローギアのリールって初めて持ちましたけどトルク感が気持ちいいですね。
視野が広がりました。
安いからといって初心者にこのリールをオススメするかといったらそれは無いです。
初心者がいきなりめんどくさい海外通販で買い物しませんよねw
用途をわきまえてというか、一つのリールに多くを求めすぎない使い方ができる人で、且つ周りの人とは違うリールを持ちたいという人にはすごく面白い製品じゃないでしょうか?
っていうかLEW’SとかQuantumとか13 Fishingとか、日本でもっと買いやすくなったら楽しくないですか?
そうなったら、いいなあ〜w
安心のタックルウェアハウス
ちなみにタックルウェアハウスで買いました。
ちょっと送料がかかるのは仕方ないとして、Tシャツやステッカーを無料で付けてくれたり、速達便だとそこらの国内通販より早く届いちゃうのですごいです。
さらにちなみにちょっと割高ですが国内でも買えます。
以上、Lew’s Speed Spool LFSについてでした。
ハイパーニッチな記事なのでたとえ1人でも最後まで読んでいただけたなら嬉しいです!