Avail/アベイルより発売されている、16アルデバランBFS用カスタムスプール「マイクロキャストスプール16ALD29R」インプレです。
純正スプールよりラインキャパを増やすとどんな感じか参考になればと思います。
そもそもなぜスプールを換えるの?
シマノのベイトフィネスリールのフラッグシップ、16アルデバランBFS。
圧倒的な軽さと軽量ルアーのキャスタビリティはベイトフィネスリールのひとつの到達点ではないでしょうか。
そんな16アルデバランBFSを愛用してきて感じてきたことが…
もう少し太いラインを使いたい
純正スプールのラインキャパは8lb(フロロ)45mとなっています。
そもそもこのリールを使うシチュエーションでフルキャストはほとんどしませんが、12lbくらいのラインになってくるとちょっと不安。
派手なバックラッシュでラインをダメにしてしまうと即座にチョウチン釣り専用機と化してしまいます。
シャッドをビシバシ投げたい
軽量ルアーへの適合性とエクストラハイギア(8:1)を生かして5g〜7gのシャッドをビシバシ投げて巻きたい!
アルデバランMGLにXGは無いんですよね〜。
巻き物にはギア比低め推奨な風潮ですが、巻き抵抗の少なくて軽いルアーはハイギアリールのほうが巻き感をつかみやいと個人的には思ってます。
Availマイクロキャストスプール16ALD29R
かくかくしかじか丁度いいスプールがアベイルから発売されてます。
それがこの「マイクロキャストスプール16ALD29R」。
より浅い「15R」とちょい深の「29R」があって後者。
色は折角なので交換した感を出すためにシャンパンゴールドにしました。
糸巻き量がちょい増える16ALD29R
純正より糸巻き量が増える29Rですが、パッと調べてみると同じLB数のラインで比較できるデータがありません。
大幅に増えるわけではなくてちょい増ですね。
8LB | 10LB | 12LB | |
---|---|---|---|
純正スプール | 45m | ? | ? |
16ALD29R | ? | 50m | 40m |
純正より軽くなる16ALD29R
重さを比べてみるとこの通り。
純正 : 7.7g
16ALD29R : 5.1g
アベイルのサイトに記載の通りの数値!
軽くても巻くラインの量が増えるのであんまり気にしなくていい数値だと思いますけどね。
使用感
2018年11月にスプール交換してから約半年間使ってきました。
主にフロロマイスターの10LBを巻いて使用!
で、その正直な感想を書きますと…
10LBだとそんなに変わらないかも
10LBを巻いてロングキャストしても不安がない!
と思うんですが、買った当初のプラシーボ効果的なやつでしょうか。
純正とそんなに変わらないかも…という気持ちがずっとありました。
半年使ってもやっぱり思うので、そうですね。
フロロ10LBでの使用だと純正とあまり変わった気がしません。
純正スプールでも10LB巻いてましたし。。
それに、ウン十メートルもカッ飛ばすような使い方じゃないですからね。
フロロ12LB以上を使うと
そもそも16アルデに10LB巻いてシャッドって普通に純正で問題なくやってることです。
この用途だと「スプールを変えて気分がいい」ことくらいしか旨味がないかもしれません。
でも、12LBを巻いてみたら結構違いを感じることができます。
投げてみて「まだ余裕がある」感じがしました!
これなら14LBでもイケるかもしれません。
房総リザーバーあたりのボートの人は14LBで軽めのテキサスとか撃ち物なんかもいいかもしれませんね。
オーバーハング下に低弾道で気持ちよくキャストが決まりそうです!
12LB以上で真価を発揮か
というわけでアベイルの16アルデバランBFS用マイクロキャストスプール「16ALD29R」は
フロロ12LB以上のラインを使うときに真価を発揮すると思いました!
10LBだとそんなに純正との違いを感じない気がしました。
個人的には、ですよ。
どなたかの参考になれば嬉しいです。